世帯数が100を満たない過疎地域、丸木戸地区。
そこに存在する、唯一の医療機関「丸木戸診療所」は、青年医師「石黒隆」と、若い看護婦「矢口沙織」が二人だけで切り盛りしていた。
昼の二人は、年の割に腕の立つ医者と、親しみやすい笑顔で迎えてくれる看護婦ということで、地域住民からも尊敬されている。
しかし、それは対外的な表向きの顔であり、実際の二人は、ご主人様とメス奴隷という関係になって久しい。
沙織が丸木戸診療所に赴任してまもなく、石黒は無理やりに近い形で沙織をモノにした。
それから石黒は、学生時代から精通していたSMプレイで沙織に調教を施し、清純だった彼女の肉体、精神とも、完全なマゾ奴隷のソレへと改造してしまう。
そんな二つの顔を持つ二人の元に、診療所の運営母体から連絡が入る。
人手不足のため以前から申請していた、新しい看護婦の配属が決まったのだ。
配属される看護婦は「飯田瞳」という看護学校卒業したての新人。
看護学校時代の先輩である沙織を尊敬し、瞳は自ら丸木戸地区への配属を希望した。
だが、そんなことなど関係なく、石黒は新たな獲物の登場にほくそ笑む。
沙織同様、瞳も自分の奴隷に貶めることにした石黒は、瞳を診療所に監禁するため、罠を仕掛ける。
沙織の協力もあって、瞳は石黒の策略にはまり、捕らわれの身となった……それから、瞳は夜ごと石黒から淫猥な調教を受けはじめる。
変態的な調教に、恥辱と屈辱を受け、泣き叫び抗う瞳。
だが、尊敬していた沙織の変貌ぶりショックを受けた瞳は、絶望に打ちひしがれ抵抗するのを次第にあきらめていく。
やがて、執拗な石黒の奴隷調教に、瞳の肉体は反応しはじめ、彼女の気持ちにも変化が生じ始める。
このまま、瞳も沙織と同マゾ奴隷に堕ちてしまうのか、それとも……。